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(茅)縄文屋根
-jomon yane-
茅葺き屋根の古民家に暮らすと
『家を育てる』という感覚が芽生える。
そもそも完成という概念など無く、古くなることに愛着さえ湧いてくる。
屋根に苔が生え、木が育ち、花が咲くことが愛おしい。
常に完成や目標、ゴールを設定する現代社会(経済社会)とは違う。
ひたすら淡々と、、
だけど、小さな喜びに溢れた暮らし。
それが茅葺きと暮らすということかも知れない。
茅葺きと音楽はよく似ている。
無くてもいいけど、
ふとした時に、大切にしていた気持ちを呼び起こしてくれる。
多過ぎる情報に振り回されがちな世の中で、
忘れかけていたことを、ふと思い出させてくれる。
初めてきた場所なのに、ずっと昔から知ってるような気がするほど、
ほっと心が落ち着く風景。
そんな心の拠り所としての茅葺きの在り方。
そんな風景の一部になれたら。
縄文屋根は、
屋根に限らず、建物(古民家)、そして里山も視野に、
茅葺きという視点から、本当の豊かさや生きがいを考え、
持続可能な暮らし方や生き方を探求しています。
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